[渡部郁子のGEARインプレッション(2)] 『モンベル/ベビーキャリア』

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お手ごろ価格で大容量! 『モンベル/ベビーキャリア』 by渡部郁子


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こんにちは! アウトドアナビゲーター渡部郁子です。
夏の緑が美しい季節ですね。街なかでも街路樹や公園の緑に癒されますが、やっぱりこの時期になると涼しい山に行きたくなっちゃいます。息子のハルオは1歳になったばかり。山へ連れて行くなら相応の装備が必要...... ということで各メーカーのアウトドア用ベビーキャリアを調査しています。最近ヨチヨチと歩き始めたハルオを連れて、八ヶ岳へ向かいました。

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【GEARインプレッション】第2回は、バックパック型のベビーキャリアの中から、モンベル「ベビーキャリア」の使用感をレポートします。



giar_20130726_06.jpg ■26Lの大容量!

バックパック型の自立式で、重量は2.1kgと軽量。見た目がごついのは、26Lもの収納があるから。26Lがどのくらいかというと、私が富士登山の際にいつも使っているバックパックと同量です。子供を担げるだけでなく、バックパックとしても十分な容量です。ベビーを連れていると何かと荷物が多いので、とても助かります。
ちなみに、オムツやマグ、着替え一式にちょっとしたおやつなど、ふだんマザーバッグに入れて持ち歩く荷物は易々と入りました。

あ、容量が大きいからといってあれやこれやと詰め込みすぎると、せっかくの軽量が台無しですから注意。
 大きい荷物は下の収納部へ。上のファスナー部は小物を入れるのに便利で、別売りのサンシェイドがちょうど収まるかたちです。

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サンシェイドをつけたらこんな感じ。うちのハルオは帽子を嫌がるので、日当たりのいいコースでハイキングするときは、このサンシェイドがあれば安心です。



giar_20130726_08.jpg ■6点固定式でしっかりホールド

背負う大人用に肩と腰と胸部のハーネス、子供用ハーネスは腰まわりと肩と上半身の3点でしっかりホールドできるタイプです。

八ヶ岳へ向かう途中、中央道の釈迦堂PA周辺で満開の桃の花が出迎えてくれました。そこで、PAで休憩がてら急遽お花見ハイキング~!

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「よっこらしょ」いざ立ち上がる瞬間。不機嫌です。ハルオ明らかに顔がゆがんでます。実は座らせるとき、地面に落ちてしまったのです。それが原因で大泣きして、この仏頂面です。なぜ落ちたのか...。ひとえに私の注意力が足りなかったからです、ハイ。

最初に乗せるとき、すべてのベルトを最大限に緩めたのがいけなかったのか。座る部分にまたがらせ、さてどのベルトからしめようかと手を離したその瞬間、ゆるゆるのベルトの横の隙間からするりと抜けてしまい、あっという間にコテンと地面に頭をぶつけたのでした。わーごめんごめん!! 痛そうな音がしたね...。というわけで、不機嫌です。乗り心地が悪いわけでは決してありません。特に小さいお子さんを乗せるときは、ベルトをあまり緩めないほうがいいかもしれません。念のため。



giar_20130726_11.jpg ■背負った感じは...

バックパックを背負っている感覚とほぼ変わりません。腰ベルトがあるので、肩に感じる重みがずいぶんラクでびっくりするぐらいです。こどものお腹と私の背中が密着しないので、暑苦しいこともありません。特に、オムツで蒸れやすいお尻部分の密着度が少ないので、夏の暑い時期も安心して使えそう。



giar_20130726_10.jpg ■ピローケースがついてます。

注目したのは、子供の首まわり。あごの部分のクッションと、首を支える専用のリバーシブルピローケースが付いてます。ケースの中にタオルなどを入れて使います。多少走ったりして激しい振動があってもしっかり首を支えることができます。もちろんピローは取り外しも可能。しかも、このピローケース、裏と表で布の感触が違います。一方は暑い季節にサラッと快適に、もう一方はフリース素材で寒いときに温かく使えるスグレモノ。

本体がブラックなので、ピローケースのレッドがアクセントになり、色使いもとてもいい感じ。これだったら、山だけでなく、ふだんの買い物などに使いたい...

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本体の色は全部で3色。こちらはディープレッド。
お花見時に使用しているのはガンメタル×レッド。

■お手頃価格です
これだけ機能があって使いやすいのに価格も手ごろな理由は?と、広報の黒澤さんにぶっちゃけ質問をしてみたところ、社員の皆さんが実際に使ってみて、その皆さんの意見を取り入れて改良を重ねたからこそ、とのお答えでした。なるほど~。

しいて言えば、大容量だからか、女性が背負うにはちょっとごつすぎる感じ? つくりは男性向きかな。私が背負うと腰ベルトが低い位置になってしまい、腰にフレームが当たって、長時間使用すると痛くなりそうだな、と感じました。

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でも、この顔の距離感というか、目線の近さは、子供の反応を直に感じることができてとても良かったです。大きなお子さんなら会話を楽しみながらの山行が可能だし、まだ言葉を話さないハルオの場合は、びっくりしたときの息遣いや、疲れたときのため息や、ちょっと眠くなったときに歌いだす小さな声までも感じることができ、いっしょにお花見をしている一体感が何より楽しかったです。

シンプルでコーディネートしやすい色使いなので、アウトドアだけでなく日常のあらゆるシーンで使えることを考えると、この機能でこのお値段、自信を持っておすすめできるアイテムだと思います。

メーカー
 モンベル
商品名
 ベビーキャリア CS
価 格
 \14,800
重 量
 2.11kg
容 量
 26L(収納部)
背面長
 52cm
対 象
 生後9カ月~3歳まで(最大体重16kg)
カラ―
 ディープレッド/ ガンメタル×レッド/ ピュアインディゴ
その他
 サンシェイド(別売)1,900円


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 渡部郁子(わたなべいくこ)
JFNラジオ「JOYFUL LIFE」パーソナリティ。FM-FUJI(山梨)アナウンサー時代に山と温泉を巡りはじめ、現在はアウトドアナビゲーター、温泉ソムリエ、子連れライターの肩書きで、様々なメディアでアウトドア情報を発信中。ライフワークのフジロックに向けて、子供が快適に過ごせるグッズを調査中。
ブログ:ameblo.jp/i-watanabe/

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